財務モデリングは以下のステップで行います。
- P/Lシミュレーション
対象となる事業や投資計画のビジネス構造の分析を行いKPIを抽出します。たとえば売上計画であれば、製品・商品・サービスごとに販売数量や単価をKPIとしてモデルを構築します。
さらに、これらのKPIのうち、将来のシナリオごとにパラメータして設定し、シナリオ別(ポジティブケース・ベースケース・ネガティブケース等)にシミュレーションできるように設定します。
同様にして売上原価や販管費などの費用項目についても重要度に応じて、売上計画との連動を踏まえて、シミュレーションを作成します。 - B/Sシミュレーション
貸借対照表シミュレーションでは、損益シミュレーションの数値と連動させながら運転資本の回転期間や各種費用の支払サイトを考慮して将来の残高を算出し、さらに設備投資計画や債務返済計画や資金調達計画を織り込んで、将来の貸借対照表のシミュレーションを行います。 - C/Fシミュレーション
上記の1と2で作成したP/L・B/Sシミュレーションに基づき、間接法に基づきC/Fシミュレーションを作成します。C/Fシミュレーションでは営業C/F、投資C/F、財務C/Fの区分でC/F創出過程を分解し分析を行います。 - 分析
上記で作成されたC/Fシミュレーションに基づき、NPV(正味割引現在価値)やIRR(内部収益率)などを算定、あるいは投資対象の事業(企業)価値を算定し、投資等の意思決定を行います。
このように財務モデリングにはビジネス構造の分析・モデル化及びファイナンスの知識が必要となります。またC/Fシミュレーションには税金などの支払が含まれるため税務の知識も必要となります。一方で、シミュレーションであるので重要性と再現性を踏まえたモデル化の見極めも必要です。
Cyanotype fasでは、メンバーがM&A等で培った豊富な知識を生かして財務モデリングのベストプラクティスをご提供いたします。